国際投信のグローバルソブリンオープンは、投資信託ですので投資リスクを充分に理解しましょう。
グローバルソブリン、グローバル・ソブリン・オープン。通称グロソブ。このグローバルソブリンは、国際投信投資顧問が運用しており、ファミリーファンド方式により、世界主要先進国のソブリン債券に分散投資するファンドである外国債券投資信託(国際投信)ですので、当然、投資リスクが伴なう注意が必要ですね。先ず挙げられるグローバルソブリンの投資リスクは、為替変動による基準価格の変動の投資リスクです。グローバルソブリンは、外貨建資産に投資を行っていますので、投資している国の通貨が円に対して強い円安になるとファンドの基準価格の上昇要因になりますが、逆に円に対して弱い円高になるとファンドの基準価格の下落要因になります。次に金利変動による投資リスクです。投資している国の金利水準が上昇(低下)した場合には、一般的に債券価格は下落(上昇)し、グローバルソブリンの基準価格の変動要因となります。また、金利変動に対する債券価格の変動性であるデュレーションの長さも価格変動に影響を与えますので、金利水準の低下を見込んでデュレーションを長くしている時には、金利変動に対する債券価格の関心度が高くなり、グローバルソブリンの基準価格の変動は大きくなります。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
グローバルソブリンの主な投資リスクで、信用に対する投資リスクも注意が必要です。グローバルソブリンは、原則としてA格以上の投資格付けであるソブリン債券に投資を行いますが、その投資を行った国の経済情勢の変化や各投資対象の格付けの変更により、債券価格が変動してグローバルソブリンの基準価格の変動が大きくなります。平成19年10月現在のOECD加盟国である30ヶ国のうちA格以上の主要投資対象国は、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカ、日本となっています。以上の主要投資対象国の経済情勢の変化や格付けの変更を常にチェックする必要がると言うことですね。
グローバルソブリンの投資リスクには、その他、グローバルソブリンの売却あるいは購入の際に買い需要がなく売却不可能な場合や売り需要がなく購入不可能になるリスクのことである流動性による投資リスクもあります。グローバルソブリンの流通量等の状況や市況動向、グローバルソブリンの解約金額の規模によっては、組み入れしたグローバルソブリンを市場実勢より低い価格で売却しなければならないケースが考えられます。この場合、グローバルソブリンの基準価格の下落要因となってしまいます。また、グローバルソブリンの同じマザーファンドに投資する他のファンドの資金動向を受けてグローバルソブリンの基準価格が変動することがあるファミリーファンド方式による基準価格変動リスクも考えられます。そして、ベンチマークについても留意しなければならないでしょう。「シティグループ世界国際インデックス(円ベース、日本を含む)」をベンチマークとしますが、グローバルソブリン(ファンド)がベンチマーク以上を上回る投資効果を上げることを保証するものではありません。ですが、当該ベンチマークが下落(上昇)する局面では、グローバルソブリンの基準価格は下落(上昇)します。以上の点等を注意もしくは留意する必要があるでしょう。
スポンサード リンク